VOICE 009 石塚博康

カリスマ講師との運命の出会いに導かれ…薬ゼミ一択でした 石塚博康

教えたことが伝わるっておもしろい


学生時代、得意だった化学を友人4〜5人を前に、ホワイトボードを使って講義形式で教えていました。人に教えることや教師に興味はありませんでしたが、3年生から国試まで続いたこの経験を通して、教えたことが伝わるおもしろさを感じたことが講師になるきっかけとなりました。他ではなく、薬ゼミへの入職を決断したのは、大学で関城裕介さん(現:オンデマンド教室長)の講義を聴き、感銘を受けたからです。講義が“暗記”と“理解”に分かれていて、とにかくスムーズに頭に入り、ずっと聴いていられました。そんなカリスマ講師との運命的な出会いがキッカケとなり、薬ゼミー択となりました。採用試験に落ちたら、来年また受けようと思っていたほど他は考えられなかったですね。

薬ゼミに入職後、図らずも関城さんと同じ生物を担当することになりました。私にとって神様のような存在の方と同じ職場で働ける上、日々さまざまな気付きや学びの連続が楽しくてたまりませんでした。6年経った今もその気持ちは変わりません。

自分の考えを自由に組み立てる それが好きな人に向いています

講師の仕事を続けるうちに、少しずつ自分の講義スタイルを意識するようになりました。友人の前で教えていた頃と異なり、相手は100人を超え、時には300人ほどの前で講義します。学生さんはどうしても受け身になりがちなので私は講義中、何度も学生さんに問いかけています。常に考える分、頭に残りやすいという意見をもらえる一方で、学生さんは疲労感がすごいみたいです(笑)。

学生さんの目標はもちろん合格ですが、そのために勉強に興味をもってほしいです。勉強が嫌いだったけど、自分の講義を聴いて勉強を楽しめるようになったり、前向きに臨めたりするようになった、そんな講義を目指しています。

自分のスタイルを尽くし自由に講義できるのは、薬ゼミだからだと思います。ゴールさえブレなければ、そこに到達するまでの方法は講師に任せてくれます。教えるのが好きな私にとって、この環境は最高に心地がいいですね。国試対策予備校の中では最大規模で学生はもちろん、講師数も多いので、いろいろなやり方や知識を吸収でき、常に取り入れるべき内容もあり刺激になります。

自分の頭で考え、組み立てていくことが好きな人に講師職はおススメです。「伝える」という意味では患者さんに薬の説明をするのも同じですが、自由度の高さでは断然講師だと思いますね。

プロフィール

石塚 博康 いしづか ひろやす
薬学ゼミナール 神戸教室 生物科目責任者

経歴
2014年 神戸薬科大学 卒業
2014年 入職

休日の過ごし方・趣味
映画鑑賞や旅行、スポーツです。ホラー映画は怖くてなかなか手が出せませんが、内容によっては考えさせられたり、感動したり、いろいろな感情がでてくるので楽しいです。アウトドアや観光、テニスをするのも大好きです。

今後のビジョン
一人でも多くの学生を「合格」に導くことが、今までの目標であり、これからも変わることのない目標です。しかし、今後は「合格」に導くだけではなく、薬ゼミ生活の中で人として少しでも「成長できる」ようにサポートをし、患者さん想いの優しい薬剤師になれるよう「背中を押せる」人間になりたいと感じています。

メッセージ
講師職というと「人前で話す」「講義なんて難しそう」など、自分には無理と考えてしまいがちです。薬ゼミでは多くの先輩方が親身になってサポートし研修してくれるため、講義もメキメキ上達します。だからこそ、無理と決めつけるのではなく、興味があれば講師職にぜひチャレンジしてみてください。講師という仕事は、一度やるとやみつきになりますよ。

*本記事は、YAKUZEMI+ No.47(2019 AUTUMN)に掲載しました

VOICE 010 鬼倉佑季

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