7月26日(日)「インスリン製剤とデバイスの知識 ~インスリン製剤の基本的知識から服薬指導における注意点~」薬剤師生涯学習講座を開催しました

7月26日(日)「インスリン製剤とデバイスの知識 ~インスリン製剤の基本的知識から服薬指導における注意点~」薬剤師生涯学習講座を開催しました

2023年7月26日(水)の夜は、新潟薬科大学 薬学部教授 臨床薬学教育研究センターセンター長 朝倉 俊成先生を講師に迎え、ZoomによるWEB生配信講座にて「インスリン製剤とデバイスの知識 ~インスリン製剤の基本的知識から服薬指導における注意点~」を開催しました。

当講座はインスリンの基本知識から始まり、薬剤師がどのように自己注射に関わったら良いかをインスリンデバイスの開発経緯などを踏まえて教えて頂きました。また、薬剤師は患者さんの様々な変化に気づき、評価し、対応していくという継続的なフォローアップが求められています。継続的なフォローアップをしていく上で必要なポイントや各インスリン製剤の特徴など、重要な知識が得られた講座となりました。

参加者の声

・薬剤師になりまだ日が浅いので、不安を多く感じたまま業務にあたっています。インスリン製剤の服薬指導の充実につなげることができるお話を聞けて大変勉強になりました。今後の業務の自信にもつながります。

・調剤薬局の勤務年数が少ないことや現在働いている日数が少ないこともあり、今まで糖尿病の患者様に注射薬の説明をする機会はほとんどなかったのですが、これからは説明や確認のポイントを押さえて服薬指導ができる自信がつきました。

・インスリン製剤で治療を行なっている患者さまのフォローアップを、どのように行なっていけば良いのか理解することができました。デバイスの保管方法や管理の仕方、手技の未実施が多い工程など、各所の研究資料や実際に朝倉先生が集められたデータがとても分かりやすく、患者様への服薬指導に繋げやすいと感じました。夏季休暇でインスリン製剤を持って宿泊や飛行機の利用をする方も増えると思うので、持ち運ぶ際の注意点をお伝えしたいです。

・今回の講座を通してインスリンデバイスの開発経緯やインスリン使用患者さんへの手技の指導など、初めて知ることや改めて学ぶことがありました。凍結や高温での保管をしないでくださいと患者さんに指導はしていましたが、実際のインスリンの影響などあまり知りませんでした。保管する室内などの温度が30度を超える日も増えているので今回の講座で学んだことを患者さんの指導へいかして行きたいと思いました。

・代謝クリニックの門前で糖尿病患者が非常に多くご来局される職場であるため、今回受講させていただきました。インスリン製剤についてはまだわからないことも多く、患者さんに服薬指導する際ワンパターンで困っていたので、とても参考になりました。また、皆様からの質問も活発で現場で実際に疑問に思われていることがたくさんあって、インスリン製剤も非常に奥深いと思いました。

薬学ゼミナール生涯学習センターでは、これからも薬剤師の方のためになる内容を企画開催していきます。

ご参加をお待ちしております。

一般社団法人薬学ゼミナール生涯学習センター 事務局
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