田中絵梨講師に聞く「化学」のコツ(薬学部1~3年生対象)

田中絵梨

こんにちは。化学を担当している田中です。

化学って聞くと「苦手だな~」って思う方が多いのではないでしょうか? 苦手って思った方、きっかけはなんでしたか? きっかけを無くすことが、苦手意識を取り去る一歩になるはずです!

学生が「化学」でよく悩むこと

「高校の時は化学が得意だったのに、大学になってからわからなくなった」という学生さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

高校は理論化学が中心で計算系が多かったと思いますが、大学は有機化学が中心ですよね? 高校の有機化学は暗記してしまえば得点しやすかったと思います。

暗記していた内容の理由や原理を学んでいるのが大学です!!
是非「理由を解明するぞ」というつもりで前向きに頑張りましょう!!!

「化学」の勉強は、ここから始めよう!

「1年次に単位を落としてから、それ以降の化学の講義が分かりません・・・。」よく学生さんから聞く悩みです。

その悩み、とても良いことに気づけていますよ✨

化学はすべてがつながっている科目なので、1年次の単位を落としたり、内容が抜けたりしてしまったら、それ以降に勉強する内容は理解が難しくなります。

ってことは・・・1年次に勉強する内容は、有機化学の土台になるってことですよね!!

まずは、1年次に勉強した内容をもう一回復習しましょう

「化学」の勉強方法

有機化学の土台を身につけるためには、「原子や分子の構造」「結合」「共鳴」「酸性度・塩基性度」「電子の移動」「立体化学の範囲」などを優先的に勉強しましょう。

田中先生からメッセージ

薬剤師は医薬品の専門家です。また、医薬品は有機化合物です。
将来、薬剤師を目指す皆さんは「化学は苦手だな」って気持ちを一度捨て、新たな気持ちで有機化学と向き合いませんか?
有機化学は、一つ一つ丁寧に知識を積み重ねれば、次の単元が理解しやすくなります。理解できると勉強もきっと楽しくなります!

プロフィール

田中 絵梨田中 絵梨 たなか えり
昭和大学 卒業

薬学ゼミナール横浜教室にて「化学、物理」を担当

こんな学生でした
大学では陸上部に所属し、マネージャーをしていました。毎回の部活は大変でしたが、試合の遠征で日本各地に行けたことは今でも楽しい思い出です。

講師を志したきっかけ
大学6年間、個別指導の塾でアルバイトをしていました。塾でアルバイトをしていることをご存じだった先生から、5年次に「薬ゼミに就職してみるのはどうか」と勧められました。
夏期休暇を利用して薬ゼミのインターンシップに参加し、学生さんと関わらせて頂いたり、資料作成や模擬講義を体験させて頂いたりと講師職について知ることができました。
インターンシップでお世話になった講師陣の “教室一丸となって学生さんを合格に導こうとしている姿” や熱い気持ち、楽しくお仕事されている様子をみて「私も講師としてお仕事したい」と感じたことがきっかけです。

メッセージ
薬学ゼミナールの田中です。私は、学生さんに講義をするときに意識していることが一つあります。
それは「自分も一緒に勉強する。講義を受ける」です。

一人で勉強していて不安って方は、私と一緒に勉強しませんか?

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