12月13日(日)「メンタルな問題への対応」薬剤師生涯学習講座を開催しました

メンタルな問題への対応

2020年12月13日(日)の生涯学習講座は、「メンタルな問題への対応」を筑波大学 医学医療系 地域医療教育学 教授、筑波大学附属病院 総合診療科の前野哲博先生にご講演いただきました。
疾患の推移や診療の動画を診て、他の参加者と一緒に考えを共有するグループワーク等を含む講座をZoomによるWEB生配信で開催しました。

今回の講座では事前学修として、ライン引きの難しいメンタルな問題について「うつ病の発見」や「不定愁訴(診断編)」の動画を閲覧することによって、頭の中を整理した状態で講座に参加していただきました。

講座内では、うつ病を発症した例示を動画で視聴し、「どこが発症に気付いてあげるポイントだったのか?」など、グループワークで意見交換をしました。
代表グループの発表に対して、前野先生から詳細なフィードバックや動画の解説をレクチャーしていただき、具体的な疾患理解を深めることができました。
不定愁訴についても、その曖昧な症状や悩ましい対応について、講座の中で患者さんの思考回路や接し方などを理解するために意識する点を教えていただくことができました。

参加者の声

・鬱病について知識が非常に増えました。身近な人で鬱病を患っている人たちへのアプローチ知識も増えたので頑張りすぎないように陰ながらサポート等していきたいと思いました。

・メンタルに関する問題を抱えている方は非常に多いなと感じていたので、これからの薬剤師業務に非常に有用な情報を得ることができました。また、職場内など個人的な人間関係においても活用できると思いました。ありがとうございました。

・今の調剤薬局ではうつ病の方や不定愁訴の方との関わりは少なく、服薬指導をする機会が少なかったのですが、今回の前野先生の講演を聞いて、これらの病態のみるべき視点が変わりました。また、グループワークを通して他で働いている方々と考え方を話し合って、自分では気づけなかった点なども一緒に共有しあうことができ、大変勉強になりました。

・現場で働く先生から直接実体験を基にしたお話を聞けたことはとても貴重であり今後の業務に活かせることが沢山あると感じました。またこのようなセミナーの機会が有れば是非参加したいと思います。

・鬱病や精神病といわれる患者さんに対しどのような症状があるのか、鬱病になって社会復帰するまでにどのような過程を経て復帰するのかを知ることが出来た。

・新型うつ病の概念、状況を確認することができました。また、うつにおける認知のゆがみについての認識が深まりました(特に、拡大解釈と過小評価、結論の飛躍)。重大な決断をしないこと、絶対に自殺しないように誓わせることは、重要と考えました。医療者にも電気をためない(アースするという)考え方は斬新でした。

・不定愁訴の患者さんに会ったことがないので、そういう場面に出くわしたときは、どうしてそうなるかの理由よりも症状を軽くする方法を一緒に考える姿勢が大切ということを学べた。また、鬱になりそうな患者さんや医療スタッフにも、声かけや専門の紹介ができるように努めたい。

薬学ゼミナール生涯学習センターでは、これからも薬剤師の方のためになる内容を企画開催していきます。

ご参加お待ちしております。

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