日本薬学会141年会【リモート開催】で発表しました

2021年3月26日(金)~29日(月)にかけて、日本薬学会 第141年会が開催されました。
広島で開催される予定でしたが、COVID-19の感染状況をふまえてリモートでの開催となりました。

チャットでの質問も行われ、演者と参加者の意見交換の中で、多くの最新情報の発信や、感染対策を行いながら実施した教育手法の報告などが行われました。

薬学ゼミナールは、2つの演題でポスター発表を行いました。

演題1 コロナ禍における薬剤師国家試験受験生への学びの場の継続提供(広島教室)

薬学ゼミナールでは緊急事態宣言発令や感染者の増加の状況に対応すべく、学修環境の継続した提供を行ってきました。
その手法について、薬学ゼミナールを代表して学会開催予定地だった広島教室から発表させていただきました。

多くのシステムを検証し、その中で評価の高かったiPad、Zoomを用いてリモート講義を行いました。
カラー・分冊(参考書+問題集)などに改訂した青本がiPad講義に適していたと高評価をいただき、講師の研修実施により全国で高水準の講義を提供することができました。

次年度のライブ配信コースなどで、受講生にフィードバックして行くことを計画しております。
141日本薬学会 広島教室メンバー

演題2 新出題基準対応第106回薬剤師国家試験と全国統一模擬試験の分析(教育推進部&科目責任者)

第106回薬剤師国家試験は、改訂コアカリを反映した新出題基準で実施された初めての試験でした。
これらを反映し、実務実習で学ぶべき代表的8疾患の出題数が継続して高い(特に感染症、悪性腫瘍)状況や、薬理・治療の連問など、改訂コアカリを意識した問題は第106回国家試験以前から出題されています。

薬学ゼミナールでは①改訂コアカリ対応講義(薬理・治療の合同講義)、②科目横断講義(テーマ:感染症、悪性腫瘍)を実施してきたため、第106回国家試験の分析とともに報告させていただきました。

今後も国家試験の出題背景をしっかり分析し、受講生の学びやすい学修ツールを作成して参ります。
141日本薬学会 教育推進部&科目責任者

薬学ゼミナールは今後も、受講生により良い学修を届けるための挑戦を続けていきます。

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