日本社会薬学会 第35年会「社会における薬剤師の価値」が開催されました

2016年9月10日(土)、11日(日)、北海道薬科大学にて日本社会薬学会  第35年会が「社会における薬剤師の価値」をテーマに開催されました。
基調講演は国際医療福祉大学大学院の武藤正樹先生による「2025年へのカウントダウン~薬剤師の新たな役割~」で、 日本版共同薬物管理(CDTM)を具体化するための「薬剤師特定行為」の提案など薬剤師の新しい役割について興味深い講演でした
また、「健康サポート薬局」や「かかりつけ薬局」の開始に向けて、薬局で測定された検査値をどの様に患者さんにフィードバックしていくべきかや薬剤師がこれからどの様な形で社会に役立っていけるのか等、様々な取り組みが語られました。
薬ゼミでは、「地域社会に繋がる薬剤師の可能性~薬学ゼミナールのCSR活動、その後~」というタイトルで、ワクチン支援、点字名刺の導入、被災地復興支援、ネパールの子どもたちへの支援等を実施してきたことや障がいのある子どもたちの自立支援を支える地域コミュニティーの役割と薬剤師のかかわりの重要性などについてポスター発表を行いました。ご覧になった方々から、医療人として地域活動の重要性を伝えてくださいとエールをいただきました。

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